社会

鈴木謙介 サブカル・ニッポンの新自由主義 読解3(斜め読み?)

サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書購入: 11人 クリック: 185回この商品を含むブログ (99件) を見る第三節 自己啓発する宿命論者三節では、私た…

鈴木謙介 サブカル・ニッポンの新自由主義 読解2(斜め読み?)

サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書購入: 11人 クリック: 185回この商品を含むブログ (99件) を見る今更だけど、これって著作権の侵害かなぁ。…

鈴木謙介 サブカル・ニッポンの新自由主義 読解

サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書購入: 11人 クリック: 185回この商品を含むブログ (99件) を見る図書館でリクエストしといたのが届いたので…

リアルのゆくえ 雑感2はてなを追いながら。

トライヴ/リアル/サバイヴ――『リアルのゆくえ』から - 絶倫ファクトリー財の公共圏と言論公共圏が別であると言っても、日本の政治は、実際に財の公共圏でもあることは明白であるわけで、そういった意味で公共性はあり得る。サロン的なものがなかったとしても…

リアルのゆくえ 雑感

東浩紀と大塚英志の対談集、リアルのゆくえ 読み終わった。大塚英志の話を初めて読んだけど、とても説得的で驚かされる。一方で、東浩紀との話の噛み合ってなさがすごい。対談する気が無いとしか思えない。途中で辞めればいいのに、って場面が一杯ある。他者…

過剰な便利さと情報

世の中のすべてを、混沌は混沌のまま飲み込みたい、と思う一方、意図的に情報を遮断する自分に気づく瞬間がある。ロングテールの帝国 - 萌え理論ブログようするに、「過剰な便利さ」への警戒感なんだけれど、そうやって意図的に情報を回避することは、「森を…

人の幸せ

佐藤優が、「国益」のための狡賢さが足りない、というような話をしていた。 人の幸せとは何か?を考えるときに、「国益」というのは、結構すっきりと納得しやすい目標だ。(実態はどうあれ。) 例えば、「お金儲け」のためのずる賢さが足りない、と言われて…

もうちょっとで感動を与える仕事ができそうなのにそれができない人の特徴。

単なるプロフェッショナルを超える、「感動を生む仕事」をする人の13の特徴 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ 「感動を与える仕事をする人」の特徴を持つ人が感動を与えられるとは限らない。 「とりあえず」「いま」必要とされているのは、大概プロフェッシ…

危険な消費淘汰スパイラル/消費者の作法

デザインという営み(というか、産業活動か)を生物の進化にたとえると、多くの知見が得られるのではないか、というのは多く言われてきたことだと思うのだけれど、消費者の選択を性淘汰として読み替えられる、というのが小谷育弘の論だった。市場原理とハン…

空気読め!が消える世界。

子どもたちには健全に生きて欲しい。と思う。 健全さとは、有害さから隔離された子どもたちじゃない。 その有害さを有害と認識して自分で対処できる子どもだ。 (矛盾を飲み込んで生きろ) 右見て、左見て、顔色を伺ってものごとを決める子どもじゃない。 自…

ウェブが雑誌を抜く?

たまには芸文ぽい文章でも。電通による調査で、ウェブの広告費が雑誌の広告費を抜いたことを新聞で読んだ。 これで「雑誌オワタ」なわけでは勿論なく、というか、雑誌は雑誌の魅力の本質を突き詰める方向に進んでいくし、進まざるを得ないだろう。(とはいって…

インフラをぶちこわす

社会が統計的に扱われ、全てのアーキテクチャがデザインされたものになるにしたがって、一回的な体験に対する飢餓感が増す。俺なんかは、ネットの最新の動向をひたすら追うのもどうよ、と深くはまらない方がよいかもしれないなぁーなどと思いつつ、適当にや…

いまそこにある

大量消費社会は大量消費者社会か。 人は消費者であるだけでないのに。

市場原理とハンディキャップ理論

先日12月15日に小谷先生の最終講義「ヒトの行く末とデザインの正体」を聞いた。 実に興味深く面白い講義だった。ちゃんと授業を受けられないのが悔しい。 内容はデザインというものを歴史的に俯瞰し、進化論的な視点を導入したものだった。 その中でも、「バ…