デザイン

危険な消費淘汰スパイラル/消費者の作法

デザインという営み(というか、産業活動か)を生物の進化にたとえると、多くの知見が得られるのではないか、というのは多く言われてきたことだと思うのだけれど、消費者の選択を性淘汰として読み替えられる、というのが小谷育弘の論だった。市場原理とハン…

ウェブが雑誌を抜く?

たまには芸文ぽい文章でも。電通による調査で、ウェブの広告費が雑誌の広告費を抜いたことを新聞で読んだ。 これで「雑誌オワタ」なわけでは勿論なく、というか、雑誌は雑誌の魅力の本質を突き詰める方向に進んでいくし、進まざるを得ないだろう。(とはいって…

市場原理とハンディキャップ理論

先日12月15日に小谷先生の最終講義「ヒトの行く末とデザインの正体」を聞いた。 実に興味深く面白い講義だった。ちゃんと授業を受けられないのが悔しい。 内容はデザインというものを歴史的に俯瞰し、進化論的な視点を導入したものだった。 その中でも、「バ…