絵本をかきたいと思った。絵本というか子供のための本を。
子供に向けた本には、誤魔化しが聞かない。

世界はどうなっているんだ?私はどこから来たんだ?人間とはいったい何なんだ?生きるってなんだ?

それは僕も知りえないし、しかし語らなければいけない。
一番原初的な問いというのは、そういうところにどうしようもなく、端的に、現れてしまう。

「いまそこにある」のだ。


いつまでも同じことしか言わないけれど、言葉を尽くしてもたどり着けないことを語るしかない。